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"ほどほど"に食べることはあなたを殺す

コールドウェル・B・エセルスティン・ジュニア医学博士、という方をご存じでしょうか?

彼はベトナム戦争の軍医として青銅賞を受賞した方で、心臓病治療で有名なクリーブランド・クリニックの外科医、臨床医、そして研究員でした。

彼は20年以上もの研究の結果を元に、『心臓病は食生活で治す』という本を書かれました。

この本は、現在心臓病で悩んでいらっしゃる方、治療されている方はもちろんのこと、これからもずっと健康で生きていきたい、と願う方全員が読むべき必読書ともいうべきものだと思います。

いまではもう誰でも、自分の食べているものが心臓病と関係する、ということに気がついていますが、彼がこの研究に取り組み始めた、およそ20数年前は、まだ誰も気がついていませんでした。

今、私たちがローフードだ、ナチュラルハイジーンだ、と言ってプラントベースやホールフードの食事が健康にもっともよい、と信じて実践しているのは、このエセルティン博士や、ほぼ同時期に別なところで研究に取り組み始めた、ディーン・オーニッシュ博士、また、コリン・キャンベル博士のような先人達のおかげ、といっても過言ではありません。

その先人の1人であるエセルスティン博士は、この本の中で、強い意思を持ってふたつのことを言っています。

この本では、どんな食事をしているとよくないのか、そしてそれらの食事はどう体に影響するのか、が書かれています。具体的な心臓病患者の食べているもの、そして彼の指導の元でどのように食事を変えていったのか、も記載されています。巻末には、かなりのページを割いて食事レシピも掲載してくれています。

そんな中で、彼はこう主張しています。

まずひとつめ、それは「ほどほどに食べることはあなたを殺す」ということ。結構ショッキングな言い回しです。ローフードを楽しむために、あるいは長続きさせるために、たまには加熱食も食べてちゃってる、あるいはまた、たまには甘いものも食べている、そしてそれを自分の中で良しとする、という人が多いと思います。

でも、彼に言わせると、この"ほどほど"、というのがよくないのです。その理由を説明するには、代謝について若干の知識が必要です。

人間の細胞というのは、たった10万分の1mm程度の厚さしかありません。にもかかわらず、健康な機能を保つためには、必要不可欠なのです。ところが乳製品や油製品を含む動物性食品を一口でも食べると、人間は、フリーラジカルという有害化学物質を体内に作ってしまい、それは、細胞膜を容赦なく攻撃してしまいます。

その後のことはこの本に詳しく書かれてありますが、果物や野菜は解毒作用を用いてこれらのフリーラジカルの動きを止めます。ところが少しならいいだろう、といって肉や乳製品を口にした場合、たとえコレステロール値が下がったとしても、心臓病のリスクは常に存在している、という事実があるのです。

そしてもう1つ、彼が主張していること、それは「体をコントロールするのは自分だけ」ということです。

当たり前のように聞こえますが、私たちは病気になった時は、だいたい病院に行きます。そこで薬をもらったり治療をしてもらいます。けれどそれが本当に正しい治療法かどうかは、実のところわかりません。

その例がこの本にも記されています。

彼の研究データに基づいて行ったプログラムを実践したことで、実際の心臓病患者の病気の進行を止めることができたのですが、いまだにこの事実を受け入れない医師が大勢存在する、というのも事実です。その議論の中心となるのは驚くべきことに、「このような厳格な栄養摂取プログラムに従う患者はいないのでは?」というものなのです。

これを読んでふと思ったのは、日本の病院のあまりにもバランスの良すぎる病院食です。そして学校給食。どこか病院食に似ているのです。

たとえば学校給食であれば、毎食牛乳をなくし、白いごはんやパンも一切なくし、肉と魚をなくし、その代わりに茶色いごはんとパン、飲み物はナシ、あるいは水だけ、そしておかずは生野菜だけ、なんていうメニューにしたとしたら、どういうことになるでしょう?世の中のあらゆる人たちから攻撃を受けることは必至です。アメリカの病院でも同じことが起こっているのです。そんな食事プランに従う患者はいない、と。

この本の中には、現在のアメリカの政府が奨励している健康食についても痛烈な批判をしていて、読んでいて愉快になるほどです。そして感じたのは、今述べたように、まったく同じようなことが現在の日本でも行われているのだろう、ということでした。

この本では、特に心臓病、という病気にスポットを当てながら、彼の研究の結果を科学的に解説し、さらにシンプルな食事プランを実際のレシピとともに紹介している、すばらしい本です。

これを読めば、ナチュラル・ハイジーンやローフードのことがわからなくても、すばらしい健康のベースには果物、野菜、そしてホールフードが前提にある、ということがとてもよく理解できる本です。

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| Kurokoお勧めの本 | 15:16 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
コメントありがとうございます。お返事が前後してしまいました。

この本はナチュラルハイジーンに通じるところがあります。松田麻美子さんが翻訳されています。主に心臓病について、ナチュハイの観点からアドバイスされている本という捉え方がいいと思います。現在心臓の病気の方、あるいは周りに心臓病の方がいらっしゃればお勧めできる本だと思いますよ。
| ぼんじょるのさんへ | 2010/10/29 8:31 PM |
こんばんは。

本日御紹介の本も面白そうですね
いろいろと考えさせられる事が多く
得る知識も多そうです。

是非読んでみたいと思います。

くろこさんがブログで紹介されている本は
面白そうな本が多い為
正直なところ、どの本から読もうか迷っています(笑)

ポチッと応援させて頂きます。
| ぼんじょるの | 2010/10/27 10:17 PM |
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