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元気な人には意外な共通点がありました

特別養護老人ホーム(特養)に勤めている友人がいます。特養には、病気でほぼ動けない寝たきりの高齢者や認知症の方々が多数いらっしゃいます。

その友人は看護師として一般病院に勤めたり、訪問介護を経験したり、特養で働いたりと経験がとても豊富で、多くの高齢者と接し、彼らの扱いはもうベテランの域に達しています。その彼女がとても興味深いことを言っていました。

老人ホームでは3度の食事のほかに、いわゆる保育園のようにおやつの時間が必ずあります。
そういう時には、だいたい甘いものが出るそうです。たとえばエクレアと牛乳など、という組み合わせです。

それを聞いただけでもローフードを毎日の食事にしている人にとっては、Oh, No!という感じなのですが、いわゆる老人ホームや病院では当たり前の光景です。いまだに牛乳は施設ではよく飲まれています。

さて、私が言いたいのはここから先のお話です。

施設には嚥下(えんげ=食べ物をごくんと飲み込むこと)や咀嚼(そしゃく=食べ物を噛み砕くこと)もできないお年寄が大勢います。まだ自分の力で食べることができるご老人には、エクレアと牛乳をそのまま与えるのですが、嚥下も咀嚼もできないお年寄りに対しては、エクレアをマッシュポテトのようにぐちゃぐちゃにつぶし、牛乳をそこにまぜてどろどろにした状態のものをスプーンで口元まで持っていきます。

その方がおっしゃるには、薬などを常時飲んだりしていると味覚が変わってしまい、"しょっぱい"とか"からい"、などの味がわからなくなってしまうのですが、甘味というのは最後まで消えないそうです。他の味はあまりわからないのに、エクレアの甘い味だけはよくわかるのです。

すると、自分の嫌いなものは鼻先に近付けても絶対にガンとして口を開けないお年寄りが、エクレアの甘い匂いがしたとたんに口を開けてぱくっと食べてしまうのです。

やはり高齢になっても甘いものが好きな方は、嚥下ができなくなってもそれを食べようとするのです。
もしかしたらそんな高齢者は、それが生きる糧になっているのかもしれません。

高齢になった時に元気なお年寄とそうでない病気のお年寄とではあきらかに違う傾向がある、と彼女が言っていたことがとても印象に残りました。

「どういうふうに違うの?」とおおざっぱな質問をしてみました。

「寝たきりになったり、動脈硬化などの病気になってしまうお年寄ってね、だいたいとにかく、しょっぱいものが大好きだよ。梅干し大好き、塩辛大好き、佃煮大好き。それからものすごく甘いものが好きなお年寄も多いわね。シュークリームやケーキ、ようかんやおまんじゅう。ひたすらカラいものとひたすら甘いもの。それからぎらぎらに光ったステーキ、油っぽいものも好きだわね。」

まあ、こういったことはある程度予想していたので、そんなに新たな驚きはありませんでした。

「やっぱりそうなんだなあ。」そう思いました。以前に心臓発作で倒れた大助・花子という漫才師の大助さんのほうがインタビュー時に、「僕は本当に梅干しとかしょっぱいものが好きだったから(病気になったんだと思う。)………。」と言っていたことを同時に思い出しました。

ということは、元気なお年寄の特徴とは当然この逆で、野菜大好き、果物大好き、甘いもの嫌い、油っぽいもの嫌い、そして塩辛いもの嫌い。そういうお年寄なんだろうな多分………。と思いながら、次の質問をしてみました。

「じゃあ、元気なお年寄ってどんなものが好き?何か傾向はある?」

すると意外にも彼女は、彼女が接している元気なお年寄の方々を思い浮かべながらこんなことを話してくれたのです。

「元気なお年寄はね………、とにかくまずは働き者だね、それからおおらかで細かいことをあまり気にしない人が多いな。そして素直でやさしい。がんこでがめつい人はいないなあ。」

食べ物の傾向について話してくれると思ったらそうではなかったのです。おや?と思った私は元気なお年寄に共通する傾向はあるか、さらに聞いてみました。

すると彼女はこう続けます。

「しょっぱいものが嫌いとか、甘いものが嫌い、とかっていうのは特にないかなあ。なんでも食べるような気がするよ。勧められれば結構食べる、かな。でも小食かもしれない、なあ………。」
と、なんとも心もとない返事だったのです。

私としては、「うん、肉はほとんど食べない代わりにみんな野菜大好き、特に生野菜はばりばり食べてるよ。果物も良く食べてるわね。」と、こういう答えを心のどこかで期待していたのです。

ところが彼女が、80歳や90歳でも元気なお年寄の特長として、彼女がまっさきに答えてくれたのは、とにかく働き者でよく動く、そして小さいことを気にしないおおらかな人、ということだったのです。

私が知っている80代でとても元気な知人のことを思い浮かべました。

確かに彼らは働き者だし朝から夕方まで元気に動きまわっています。そして腰は曲がっているけど自分のことは自分で全部やるし、80代で車だって運転している人もいます。耳もよく聞こえているし、食べ物もよく食べます。ああ、そういえば、甘いものも好き。野菜は食べるけれども、肉も魚も食べてるなあ。

性格は? 確かにやさしい。やさしいから誰にでも好かれて、小さいことにもこだわりがありません。
うーむ、私のまわりの元気なご老人の特徴は、彼女が言ったこととピタッと合っています。

年を取っても元気で暮らすヒントがここにありました。食べ物では、ものすごく沢山のしょっぱいものと甘いものは避けること、そして日々よく働き、欲深くなく、そしていくつになっても素直な気持ちでいること。

これだなあ〜。

死ぬその時までそうやって元気でいたいものです。

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コメント
それは元気だから動き回れる余力があるとも言えるのでは??
| ま | 2015/09/23 3:19 PM |
コメントありがとうございます。

私も、その友人の話を聞いて、なるほど〜と思ってしまったのですが、健康で元気でいられるためには、その人の性格というものが結構大きく左右するのだなあ、と感じました。

私自身ももっと健康に、常に元気でいたいので、彼女の言っていた、常に素直で人に優しく、そしておおらかな働き者でいたい、と思っています。
| 彩さんへ | 2010/11/26 8:26 PM |
甘いものをどうしたらやめられるか?

私がやったのはショック療法です。つまり絶対に甘いものを食べられない状況にある一定期間身を置くということです。昨年秋に、3日間の半断食合宿のようなものに参加しました。そこでは主催者が出してくれるもの以外食べられなかったので、ものすごい小食になり、しかも甘い物ゼロでした。丸3日、ほぼ加熱食ゼロでお菓子もゼロだったので常にお腹が空いている状態でしたが、その3日間のおかげで、完全に体自体がローフードをやろう、という準備をしてくれたのです。たった3日かでも人間変わるものですねえ。

naoさんも、心から甘いものを断ちたい、と願っているなら、絶対に甘いものに手を出せない状況に身を置いてみるのもひとつの方法だと思います。たった3日でも、私のようになる場合もありますから。

それからひとつずつゆっくりと、ゆるやかになくしていく方法というのがあります。これはたとえば、ケーキを週2回食べていたら、土曜日だけ週1回にしてみる、あるいはいままで1回で食べていた袋菓子を2日に分けて食べてみる、とかね。

まあ、方法は色々あります。一番自分に合いそうな方法を選んでまずは実行していみて、だめならまた別の方法で、と試行錯誤で自分に一番合った方法を探してみるしかないかなあ。
| naoさんへ | 2010/11/26 8:24 PM |
とっても素敵な記事ですね!!!


とっても共感しました。



食べ物にこだわる前に、の一番大切な事な気がします。



ありがとうございます(^-^

| 彩 | 2010/11/26 8:56 AM |
コメントありがとうございます。なんだか私がローフードでうまくいかなかったために、くろこさんに嫉妬してるみたいに聞こえますね(私のコメントを読みかえしてみると)…。すみませんでした。

私はどうしても甘いものがやめられないのです。100%やめる必要ないとよく言われますが、甘いものは私にとってドラッグのようなもので、一口食べるとやめられなくなってしまう。過剰なまでに食べてしまいます。果物やドライフルーツを代わりに食べればやめられると言われていますが、それも効果なしです。家から甘いものを排除しても、また買いに行ってしまうので意味がありません。くろこさんはどうやって甘いものをやめられましたか。以前の記事にもありましたが、そのほかにいい手がありましたら教えていただければ嬉しいです。

| nao | 2010/11/25 5:33 PM |
コメントありがとうございます。

今の私の食生活は自分に合っているような気がします。現在の食生活は100%ローというわけではなく、、クッキーやケーキなどは食べませんが、食パンも食べますしナッツやドライフルーツ、おそばやラーメンなどの加熱食もいただきます。無理してそうしているわけではなく、そういうものを体が好んでいるようなのです。

たまには、確かにカップラーメンを食べたいと思うことがあるので、そういう時は我慢せず、素直に食べるようにしています。ローを取り入れる場合、人によっては、ローフードがまったく合わない人もいれば、ロー率もばらばらです。ダイエットに焦点を当てれば、そのダイエット法は様々で、たまたま私の場合はそれがローフードだったのですが、今はもうダイエットをしているという感覚はまったくなく、健康になるための自分なりの食事の取り方、という捉え方です。

普通の食事というのは人それぞれであり、普通食、というものは存在しないと思っています。

たまたま物心ついた時に、朝食がパン食だったらその方にとってそれが普通食という感覚になります。和食なら、それがその方の普通食でしょう。

でもパン食が普通食だと思っていて体調不良だった方が、朝食をとらないようになってみちがえるように健康になったとしたら、おそらくずっと朝食をとらないようになるでしょう。そうすると、いつのまにか朝食をとらないことが、その方にとって普通となるのだと思います。

アドバイス、本当にありがとうございます。今後とも忌憚のないご意見、コメントをよろしくお願いします。
| naoさんへ | 2010/11/25 2:32 PM |
こんにちは。いつも拝見しております。

まったくの私見ですが、体の欲するものを普通に食べ、おおらかに生きることが長生きの秘訣なのではないかと思います。テレビで拝見した、100歳を超えても書道の先生をされていらっしゃる(名前を失念しました)とても元気で美しい老婦人は、肉中心のお食事を、しかも大量にされていました。

私もこれまでローフード含めさまざまな食事法を試してきましたが、それらをきちんとやろうとすればするほど、過度に甘いものがほしくなったりして、かえって逆効果が出ました。くろこさんもときどきカップラーメンなどをすすられるとのこと。やはり、少しずつひずみ(欲求を過度に抑えることによる)が出てきているようにお見受けします。

これはダメ、あれもダメという否定的・排他的概念こそが、体にある意味ストレスになっているのではないでしょうか。果物や野菜中心の食事で体が感覚的にも実際的にも軽くなるのは当たり前です。カロリー過小のため、一種のハイ状態なのだと思います。その辺を再考されてはいかがかと、おせっかいながらメッセージを残しております。

人それぞれ体質も違いますから、あの人にローフードがいいから自分にもいいとは限りません。肉食で長寿・元気な方もたくさんいらっしゃいます。多量に飲酒されても、化学調味料の入ったものを気にせず食べていても、まったく問題なく元気という方も多いです。くろこさんも、普通の食生活に戻したらまた体重が増えてしまう、という恐怖もおありなのでしょうが、早いうちに普通の食事に戻されることをおすすめします。

失礼に聞こえないとよいのですが…私の長年の経験からのアドバイスです。もちろん、聞き入れる入れないは自由ですが…。


| nao | 2010/11/25 10:34 AM |
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