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私たちの野菜生活を脅かす、こわ〜い話
ただいま、石井吉彦さんのまず種から始めよ 、を読んでいます。

この本は、ナチュラルシードネットワーク代表の石井さんの種と土と野菜の本ですが、私自身が一般市民として、週末農業を長年やっている者として共感するところがおおいにありますので、お勧めします。
この本は基本的に野菜、種のことをよりわかりやすく教えていただける本なのですが、その中では種の話から出発して、こわい話が沢山書いてあります。

たとえば、なのですが、夏野菜の代表であるきゅうり、トマト、ピーマンなど、私たちが普通のスーパーで入手する場合、その育成方法は圧倒的に慣行農法で育てられたものです。(市場に出回る野菜の約9割)

慣行農法とは収穫することを目的として、味よりも形が整っていて収穫量を増やす農法のことです。この場合は農薬や化学肥料を使って栽培されます。

で、ちょっとびっくりしてしまったのですが、1本の苗に対する農薬散布の回数って皆様はご存じでしょうか?
わからなくても、だいたいの想像はつきますか?

たとえば農水省の指導のもと、千葉県が定める2011年の農薬適正使用量(回数)によれば、トマトの農薬使用回数は58回、きゅうりは76回、ピーマンが56回。
 
栽培期間を考慮しても多いものでは2-3日に1回は撒かれている計算、ということだそうです。
 
ぎゃー、こんなに?? これにはさすがに私もびっくりしました。多すぎる。本当ですか?と疑いたくなりました。
 
私が携わっている週末農業では、農薬も撒きますが、きゅうりだとだいたい多くて5月〜8月中旬までの間に3-4回しか撒きません。べト病が蔓延している場合や、アブラムシがびっしりついている、という時には念入りに撒きますが、そうでない時は極力撒きません。しかも必ず一度撒いた後は1週間空けます。
 
以前のブログにも書いた記憶がありますが、私の間接的な知人に、梨農家さんがいらっしゃいます。梨園の中に入ると蚊が一匹もいません。ほぼ毎日のように農薬を撒いているそうです。
 
石井さんは会う人会う人に、慣行農法のねぎと大葉には注意してください、と言うそうです。
ネギは養分と一緒に農薬も根から全体にいきわたるように吸い上げてしまいます。また、ネギは1枚1枚皮をはぎとって洗う方はまずいらっしゃいません。
 
また、大葉は、表面が黒くなったり虫食いで穴が空くことのないようにとても注意して育てられます。そのほうが商品価値が高まるからです。特に梅雨時期のものは雨がふるたびに農薬をかけられる、といいます。
千葉県の基準では大葉への散布は1か月ほどに20回、となっていますが、雨が降るごとに毎日という場合もあり得る、と石井さんはおっしゃいます。
 
私自身が農業をやって、実際に農薬散布もしている側からすると、これは大変な量の農薬、です。
たった1回散布するだけでも、自分のお野菜のところは、たとえ虫食いがあろうともちょっとだけにしたい、と願います。市民農園はみんなでやっているわけですから、そういう願いは聞き入れてもらえません。自分のところに虫を残してしまうと、それが隣の方の農産物に移ってしまう可能性が高いからです。病気も同様です。
これがプロの農家さんだと、当然ですよね。わずかな病気や虫が命取りです。

それにしても、農薬散布によって慢性的な病気をかかえている農家さんもいる、と聞いて、やはり農薬の危険性を意識せざるをえません。
 
では最近注目されている、無農薬安全野菜、はどうでしょう。
 
これは室内で行われている水耕栽培で、時々レストランなどにもあるデモンストレーションの野菜栽培の様子をご覧になった方もいるでしょう。
ところが、こちらは無農薬ではあるけれど、硝酸態窒素が含まれています。これは人間の体内で簡単には消化・分解できないもので、発がん性物質を作る原因物質、さらに残留した化学物質を解毒するために人間が持っている酵素を消費してしまいます。
水耕栽培は、液肥の中に自由にビタミンを混入させられるので、無農薬でしかもビタミン豊富、という謳い文句でもつければ、なんだかとっても体によさそう、というイメージを与えてしまいます。けれでもLEDの光の元で、収穫までずっと液肥漬けで育てられた野菜は、太陽の光を浴びていません。

これは野菜にとって致命的。
石井氏によると、植物の中に蓄えられている硝酸化窒素は、太陽の光で光合成をし、体外に排出するしくみを持っているそうです。ところが水耕栽培ではそれができない。どんどん植物の体内にたまってしまいます。

さらに自然の光にあたっていない野菜はエネルギー不足で、おそらく免疫力も高くないでしょう。水耕栽培のものだけを食べていると、明らかに窒素過多です、と石井さんはおっしゃいます。そんな野菜を、私たち人間は食べてしまいます。
 

(みょうが、巨峰、わかめ、ひじきのサラダ。
不思議な組み合わせだけど美味しい。味付けはシンプルに醤油か海塩で)
 
認証野菜にはトレーザビリティが義務付けられているので、その野菜がどのような栽培履歴なのか、調べることができますが、
普通のスーパーで購入する野菜はそれがないので、いったいどのようにして育ったものなのか、さっぱりわかりません。
私たちは、物価が上がれば上がるほど、安い野菜や果物を購入したい、と願います。その願いに答える形で、農業はどんどん悪い意味で進化を遂げてしまっているような気がしてなりません。
 
農薬散布の回数もそうですが、近年問題になっている遺伝子組み換えも、クローンを生み出すバイオテクノロジーの進化も、成長ホルモンの品種改良も、すべて安く簡単に、苦労せず大量に生産することが目的です。
 
野菜や果物は私たちが毎日食べている大切な食物です。
 
こういった問題に対して私たちができるのは、まず種や野菜や果物のこと、日本の農業の現状のことなどを、少しでも正しく理解していく、ということです。まずはそこからはじめてみましょう。
 
今日も長くなりました。最後までお読みいただきありがとうございます。
 
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