テレビの健康番組を観ていました。
有名人のヘルシーライフを取材し、それをチェックした栄養士が正しい健康法を指南する、というものでした。
その中で、ある有名人がどのような食事をしているか、ということを紹介していたのですが、その方は朝、グリーンスムージーを飲んでいました。
これは私の中では大正解。
しかし、テレビに出ていた栄養士さんは、真逆でした。
グリーンスムージーを朝飲んではいけない、と言うのです。
なんで????
「グリーンスムージーは体を冷やしてしまうので、朝ではなく日中に飲むと良いでしょう。」と、その芸能人にダメ出ししていました。
どうして、グリーンスムージーは体を冷やしてしまうのでしょう?その理由は言っていませんでした。
よく夏野菜は体を冷やすと言いますよね。
それは、利尿作用の高いカリウムが多く含まれているものが夏野菜に多いからです。
逆に、冬の野菜は体を温めると言いますよね?
それは毛細血管を活発化させるビタミンCや、血流を良くすると言われているビタミンEを含むものが多いから、と言われています。
でも、どんな野菜でもどんな果物でも、栄養素がビタミンEとビタミンCだけ、あるいはカリウムだけ、というものはひとつもありません。
数値の上下はあっても、いろいろな栄養素がたくさんつまっているのが自然の食べ物、なのです。
葉野菜が体を冷やしてしまうから、という理由はまったく理由になっていませんし、たとえ体を冷やしてしまうものであったとしても、それ以上の恩恵のほうが多いのが、グリーンスムージーだと思います。
生の葉野菜にはビタミンやミネラルの他にもクロロフィルが入っていて、抗ガン作用や抗酸化作用もあります。
朝、胃がからっぽの状態でスムージーを飲むことにより、消化酵素が少ない効率的な方法で消化が行われ、また腸の蠕動運動により老廃物を早く外に出すことにもなります。
また、利尿作用があるということは、体を冷やすというよりも、むしろ有害物を早く体の外に出す、という点でとても良いと思っています。
毒素というものは、主に水分とともに外に出してあげるのが一番良いのです。
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