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ローフーデストは野菜作りのことを知らなくちゃ



ローフードを生業(なりわい)にされている皆様、日々、ローフードを楽しんで食べている皆様、またこれからローフードのことを色々知りたいと思っている皆様、すべての方に通じているのですが、野菜のことだけでなく野菜作りのことをもっと知りましょう。

たとえばローフードを深く勉強しようとすると、必ず酵素栄養学のことや、体の消化のシステム、またそれぞれの野菜にどのような栄養が入っているか、などそんなことを勉強することになります。

けれども、野菜作りのことはなかなか勉強することがありません。私は実際に野菜を作っているのですが、野菜を作るまでは悲しいことに、何も野菜のことを知りませんでした。

知らない、というレベルはハンパじゃなくて、キュウリとトマトの葉も区別がつかなかったのです。
また、野菜を作るようになって初めて野菜の旬について知ることができるようになりました。

特に最近は、キュウリもトマトも年中手に入るので、今の子供たちはもしかしたら本当の旬を知らないかもしれませんね。大人でもそうですものね。

家庭菜園検定、という検定試験があります。これはNHKの趣味の園芸という30分番組があるのですが、そこに登場するナビゲーターの藤田智(ふじたさとし)さんが、この家庭菜園検定委員会の委員長を務めています。

この試験は、もっと家庭菜園のプロになり、野菜作りを楽しもう、という主旨のもと毎年3月に開催されています。
これを勉強すると、ローフードの勉強だけでは得ることができない様々な知識が身につきます。

たとえば私が大好きな野菜、スイカは熱帯アフリカが現産地だと言われています。エジプトでは4000年も前に栽培されていたということが壁画から証明されています。

また、ローフーデストのスムージーによく登場する小松菜。これは江戸時代から東京の小松川(現在の東京都江戸川区)で作られた青菜です。8代将軍吉宗が特にこれを気に行っていて、地名にちなんで、小松菜と名付けられたと言われています。

というようにちょっとした知識も身につくのですが、その他にも野菜を作るための土壌のphのことや、野菜につく害虫や病気、それに対する対処法、収穫期や種の保存や撒き方、栽培のポイントなど、ありとあらゆる野菜作りの知識が身につくのです。

美味しい生野菜を美味しく食べるための調理法を勉強するのも大切ですが、その野菜をどのように育てていったらいいのか、という知識もまた大切です。

本日私はこの資格試験を受験してまいりました。藤田智さんとのツーショットも実現して、ご満悦です。(笑)



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| 農業でロー | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
美味しい野菜を作るために、今畑で起きていること

私は野菜を調理したり、食べたりするだけでなく、野菜を作ってもいます。
今年で8年目になりますが、近くの区民農園で土地を借り、毎年様々な野菜を作っています。

最初はど素人で、お恥ずかしい話ですが、トマトとキュウリの葉っぱの見分けもまったくつきませんでした。今でこそ笑い話ですが、当時は何も野菜のことは知りませんでした。

さて、そんな私も8年もやればもうベテランの素人農民です。夏はトウモロコシやトマト、キュウリやナス、冬は白菜やキャベツやブロッコリ、カリフラワーなど何でも作ります。

そして、今、この時期はどうしているか、というと。何もありません。そう、何にも収穫物がないのです。この時期は。

畑の冬野菜は2月初旬ですべてお終いです。最後の最後まで収穫できるのは白菜とネギ。ネギも白菜も、収穫してから越冬させられるので、今でも玄関横には数本のネギが寝ています。

でも今は、土に堆肥を入れた後、春まで休ませているため、畑には何もありません。さびしいですね。この時期は。


何もない畑です。でも表面とこの土の下には堆肥が沢山入っています。
こんな写真をご覧いただいても、つまらないかな〜。

ただこの時期に堆肥を入れて休ませておくのは、いくつかの重要な理由があります。
それはまず、土の団粒化(だんりゅうか)を進めて、土をやわらかくするためです。団粒化というのは土の細かい粒子が結びつきあってひとつのかたまりとなることです。こうすることで土の中に空気や水を入れることができるようになります。これ、すごく重要。

それと、堆肥を入れることで、土壌の有機物が多くなります。そうすると水分の保持力が高まって土が乾燥しにくくなるのです。

それから、野菜が吸収しにくいといわれているリン酸や微量要素を吸収しやすくします。
また、様々な微生物が増殖することで、有害な微生物を抑制する有用微生物が増えます。

このように堆肥を入れて土地を休ませることにより、様々な効用が生まれるのですが、もともと自然界の中では、植物が枯れるとその枯れ葉や枯れ枝が土に落ち、それが微生物によって分解されます。また植物を食べる動物の糞や、その死骸も土に返ります。それらはすべて微生物により分解され、やがて土が団粒化され、ふかふかな質の良い土になるわけです。

けれども人の手が入る畑は、その循環が成り立たず、植物は人が持ち去っていってしまいます。だから、この時期、より自然な状態に戻すために堆肥を入れ、畑を休ませてあげるわけです。

何もない今のこの時期は、土がまたすばらしい野菜を生み出すための大切な休憩時間、と考えたほうがよさそうです。

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| 農業でロー | 22:07 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
たくさんの害虫がいる畑、まったく害虫がいない畑。この違いのワケ

ブロッコリや白菜やキャベツなどの冬野菜を播種し、定植する段階で、虫が沢山ついてしまいます。中には根をちぎられたり、種から芽が土の中で出る段階で虫に食べられてしまったり、葉っぱを毛虫に食べられたり、いろいろな被害をこうむった方もいらっしゃるでしょう。

つい一昨日のことです。

わたしが借りている農園の隣で畑をやっている方がこう言っていたのを耳にしました。

「おれんとこには、虫なんて一匹もいないさ。なんでここの畑はそんなに虫ばっかりいるんだ?」

そうなのです。私なんかは、その時ちょうどカナブンの幼虫を10匹ほど見つけたばかりだったのです。

なぜ隣の畑には虫が一匹もいなくて、私が借りている農園にはこんなに沢山の虫がいるのでしょうか?

この農園では毎年夏と冬に、すべての野菜を採ったあと、堆肥を入れます。毎年2回、10缶ほどの堆肥を畑に撒きます。

あの堆肥は毎年秋になるとオーナーの畑の栗の木の落ち葉をかき集めて二年がかりで寝かせて作ったものがほとんどです。私も時々葉っぱ集めをお手伝いしています。その二年間寝かせている間、落ち葉は外気にさらされていますので、当然のように、どこからか虫が飛んできて、そこに卵を産んでしまいます。虫にとっては格好の産みつけ場所です。

その堆肥を私たちは撒くわけですから、越冬した虫たちは幼虫となるわけです。だからこの農園にはとても沢山の虫たちがいます。でもそれは裏返せば、殺虫剤などが一切入っていない、という証拠でもあるんです。虫たちも生息している土が正常な状態です。

一方、隣のおじさんの畑には虫がいません。ということは殺虫剤を散布しているのでしょうか?

「おれんとこは、一切殺虫剤なんて撒いていないよ。でも虫はいねえよ。」

これはいったいどういうことでしょう?

「堆肥は何を撒いているのですか?」
「馬糞だよ〜。川崎に馬糞をただでもらえるところがあるから。そこに取りにいくんだよ〜。」

馬糞なら、殺虫剤とは一切無縁なはず。しかも糞だから虫が湧きそうなものです。でも虫が湧かないということは、なぜ?

ますますわからなくなりました。

すると、農園のオーナーが納得顔でこう言いました。

「それはチップだね。だから虫が湧かないんだ。」

「チップ???」

つまり、それはこういうことだったのです。

普通馬小屋の中には、チップがいっぱいひかれています。実はそのチップには、すでに殺虫剤が沢山撒かれているのです。そもそも馬小屋では、馬が沢山の糞をするために、何もしていないと虫が沢山湧きます。でも最近の馬小屋は虫がほとんどいません。私も今年の夏に北海道の牧場に行き、馬やら牛やら、ヤギなどの小屋に入らせてもらう機会に恵まれました。そこには確かに沢山のチップがひかれていました。虫もほとんどいませんでした。

さらに、チップが含まれた馬糞は一か所に集められ、一定期間寝かせるために、さらに殺虫剤が撒かれ、ハエなどが湧かないように工夫されています。ですから、畑の堆肥用に撒いた馬糞には、沢山の殺虫剤が含まれており、それが畑の土と混ざってしまうと、虫のいない畑になってしまうのです。

でも虫のない畑では、もちろん野菜の苗が虫に食われることもなく、すくすくと育ってしまいます。

一方虫の沢山いる我が農園では、虫のせいで、注意していないと苗があっという間にやられてしまいます。でも、殺虫剤を使っていない畑の土は質がよく、より栄養の沢山入った野菜が採れ、安心して食べることができるのです。

さあ、どちらがいいのでしょう?

もちろん後者に違いありません。

だから、少々苦労をしても、少々苗がだめになってしまっても、極力自然の力でできあがった野菜を食べたいものです。

苗がだめになってしまってもどうか嘆かないでください。殺虫剤を沢山いれた、虫のない畑で楽に育成するほうがいいですか? 

農薬のない土の中では、虫や菌がどんどん成長し、やがてそれがミミズなどの益虫の餌となり、豊かな土が生成され、それがすばらしい野菜たちを作ることになるのです。

       
                    暮れなずむ我が農園

| 農業でロー | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
畑よ、春までお休みなさい
 毎年、一年で一番寒い今の時期、畑の作業はもっとも活発な作業の時期になります。

この作業のおかげで毎年美味しい野菜を実らせることができる、と言っても過言ではないくらいです。

私が参加している区民農園の畑では、冬野菜もひととおりの収穫を終え、今から春先までの間は新たに種や苗を植えることはありません。もちろんこんな寒い時期に植えても温室でもない限り、野菜は育ちません。

まず土に大きな穴を掘ります。その心とは? そう、天地返しというものです。

天地返しというのは、なんとなく想像できると思いますが、土を深く掘り、底のほうの土を表面に持っていき、表面にあった土を深いほうに入れていくというものです。

これによって土の中にいる虫を発見して死滅させたりすること、そして底のほうの硬い土を上に持っていき、表面のフカフカの土を下に入れることによって全体の土を柔らかくすることができるのです。この作業の意味するところは、土の温度です。フカフカの土の中の温度はとても温かいのですが、硬い土だとこの温度が低く、野菜が大きく育たないのです。そのために土を十分に混ぜ、空気の層を作り土の温度を上昇させます。また、土の中にいる虫を殺すためには冬の寒い時期にやらないといけません。

さらにその穴に、様々な残飯、たとえば魚や鶏の骨、野菜くずや果物の皮など、残飯なら何でもいいのです。そして土をかぶせ、その上からさらにリン、堆肥、石灰、米ぬかなどを混ぜ合わせます。

たとえばリンは、野菜の根を十分に張らせてあげたり、開花させたりする時に重要な働きをします。

石灰は土を酸性化することから守ってくれるため、土壌の酸度を適正値に保ってくれる役割を担います。

そして堆肥は落ち葉を微生物で分解したもので、これをたくさん畑にまきます。これによって土の中に微生物やミミズなどが増え、畑の土が肥えるのです。また、堆肥にはこれ以外にも沢山の効果があります。水はけがよくなったり肥料のもちがよくなったり、病害虫をよせつけにくい土壌に変えてくれます。

よく野菜作りは土壌づくりから、といわれる所以がここにあります。

そしてこの土壌づくりは、まさに一年でもっとも寒い、この時期にしなくてはいけないのです。

今年の冬は特に寒いので作業も本当に大変なのですが、土を掘っていると20分もしないうちに体がぽかぽかになります。

そして最後が整地作業。これは小型トラクターでやります。こうやって表面の土をキレイに砕き、堆肥と混ぜることでよりフカフカな土ができあがってきます。

今年もまた4月頃から春夏野菜作りが始まります。それまでの間は、畑の土にとってはつかの間の休息となります。

土さん、いつも美味しい野菜を作ってくれて、ありがとう。ゆっくり休んでくださいね。そしてまた今年も
よろしく。


堆肥も入れて、すっかり整地された畑 このまましばらくは休息です。

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| 農業でロー | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
トマトが美味しいのはなぜ?

自宅の小さなベランダの片隅でトマトを育ててみました。

適当な大きさのプランターに、一発肥料をパラパラと撒き、土に混ぜ込んでから、小さなプチトマトの苗を植えておきました。今年の5月後半頃の話です。

トマトは真夏の野菜の代名詞と言われるくらい夏野菜の代表選手なのですが、トマトって小さな黄色い花が咲き、そしてそこから小さな実が出来てから赤く色づくまで、約40日もかかってしまいます。

その間は、固い黄緑色の実がゆっくりゆっくり大きくなるのをただ見守るばかりです。

苗を植えてからはほとんど毎日のように2リットルのペットボトルに水をいれ、全部ドボドボとプランターにまいていました。最近は暑い日が続いたので、朝水を撒いても、夕方にはカラカラで、葉っぱも枯れ気味。

せっかく実がついているのに、もしかしたらもう駄目かな、と何度も思いましたが、それでもあきらめず毎日せっせと水を上げていました。

そして実がなりはじめてからおよそ1か月以上たった今日、よく見ると、実が真っ赤になっていたのです。

こりゃすごい。


トマトって黄緑色から赤に変わる瞬間がとても短いということがわかりました。色づくまでは40日もかかるのに、色が変わる瞬間はほんとにあっという間の出来事なのです。おそらくその間は2-3日だと思います。

実はさきほど、夕方ひょいっとベランダを覗いたら、赤くなっていたトマトを発見したのです。
赤くなった実を見た瞬間にベランダに飛び出し、すばやく写真を撮ってから、その場で実をひとつもぎ取ってしまいました。そしてちょっと迷ったのですが、その場でパクリっと食べてしまいました。

う、うま〜い。
信じられません。



私は毎年、自宅に近い市民農園にわずかなスペースを借りて様々な野菜を作っています。トマトも毎年作っているのですが、正直その畑のトマトよりおしかったのです。

皮が薄く、実がとてもやわらかく、口の中でプチっとはじける感じでした。

それは一切農薬をまかない無農薬で育てたからなのか、それとも気候がとてもよかったからなのか、それとももぎ取った瞬間に食べたからなのか、それはわかりません。

けれども自分で育てた野菜を自分で食べることができるということ、これは何ものにも代えがたい喜びです。

さらに、その野菜を美味しいと感じることができること、その野菜たちを自分で育てることができる環境にいること、これらは私にとって、幸せだと感じられる原点になっています。

トマトは色々な料理にも使いますが、やっぱりなんといっても生でそのまま食べるのが一番おいしいかもしれません。

関東地方ではトマトの旬はあと一か月ほどです。お盆を過ぎればもうおしまい。北海道はもっと早くに旬が終わってしまいます。だから今のうちに沢山食べておいてくださいね。

そしてベランダ栽培でも簡単に十分に美味しいトマトができることが今回わかりました。必要なのは、土とプランターと水とほんの少しの肥料だけです。

来年も挑戦する予定です。

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| 農業でロー | 20:50 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
夏と秋の野菜と果物を作る大切な時期

夏から秋が旬の梨。横浜で採れる豊水や幸水のことを総称して浜梨と呼んでいます。

その浜梨、去年初めてその浜梨作りに挑戦しました。今年で2年目を迎えます。去年は、いつ何をやればいいかさっぱりわかりませんでしたが、今年は2年目。とりあえずいつ何をやればいいのかは、だいたい頭に入りました。

さっそく今年から全開で作業を開始することにしました。

まず1月あたりまでにやらなくてはいけないのは、肥料を入れることです。梨の木の周りの土を、約15-20cm程度の深さに丸く掘って行きます。そしてその中に去年から土の上に置いてあった腐ったワラや、落ち葉、そして実をよくならせるための肥料、そして糠(ぬか)を入れます。

この作業を本日やりました。北風の吹く中、震えながらの作業なのですが、この程度なら軽労働です。写真は取らなかったのでなんとも想像しがたいかもしれませんが、作業としては、今いったようなことで、要は土の中に肥料を入れるというものです。これをやることで木の周辺の土がものすごくふわふわになります。

さらに今年で5年目に入る区民農園での野菜作りも手慣れたものになりました。1月の今は冬野菜の収穫の時期?ではなく、1年のうちでもっとも大切な、野菜のための土づくりの時期なのです。

この寒い時期ではありますが、とにかく絶対にやらなければいけないのは、土への堆肥入れの作業です。これは大変です。2m幅ぐらいの大きな穴を掘ります。深さは自分のお腹のあたりまでくるぐらい、かなり深い穴を掘ります。そこに野菜くずや果物の皮や、魚の骨や鶏の骨や、とにかく残飯をどんどん入れていきます。そして2年も寝かせたくりの木の落ち葉を含んだ堆肥を入れていきます。その後は、土の中に沢山のミミズ達が出没して柔らかい土に変えてくれるのです。

梨などの果物も野菜もどちらも同じなのは、とにかく土の良し悪しがすべての実の良し悪しを決定するということです。土がダメだと実もダメです。美味しくなりません。

よい土というのは信じられないくらいフワフワです。畑をやっている方はよくご存じでしょうが、足を入れるとズブッと底なし沼のように落ち込んでしまう、あの土がいいのです。そして色は、黒光りしているかのような真っ黒な土。

逆に色の薄い土はだいたい硬いのです。硬いところに生えてくる雑草は、取るのも一苦労です。やわらかい土に生えてくる雑草は簡単に引き抜くことができます。このやわらかい土を作るのが、まさにこの冬の寒い時期なのです。

ですから夏と秋に収穫できる美味しい梨や果物たち、それから夏野菜、秋野菜たちを美味しく食べるためには、この1月から2月が勝負となります。

野菜を作ったことがなくてスーパーで買うばかりの人は、そのことだけでも覚えておいてほしいなあと思います。今のこの時期、農家では土づくりの真っ最中です。よい実をならせるために。みんなに美味しく食べてもらうために、です。

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| 農業でロー | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
宅配便に間違われながら大根を収穫



朝採れたばかりの野菜をお昼にサラダにしていただきました。なんとも贅沢なランチです。野菜たちはもうキラキラ光っていて食べたそばから全部エネルギーに変わってくれそうな勢いを感じました。

さて、今日は、初めての沢庵作りに挑戦しようと思い立ち、いっきに大根を収穫することにしました。といっても、大根を作った方ならおわかりだと思いますが、大根ってものすごく大きくて重たいのです。

普段私たちが購入するのはスーパーマーケットの大根ですが、あれでも重たいでしょう?畑の大根はざっと見で、スーパーの約3倍ほどの重さと大きさがあります。さらに葉っぱは大根と同じかそれ以上の長さがあるので、一本持つと、もう腕がビリビリしびれるぐらい重たいのです。計ってみたら、3kgもありました。種類は青首大根です。


葉っぱのほうが大きいぐらい、とにかくデカい大根。重さが画面からは伝わらないのが残念。

その大根を一気に5本抜き、洗濯ものを入れる大きなかごにどさっと入れてマンションに持って帰りました。途中、出勤途中のマンション住民とすれ違ったので、「おはようございます。」とご挨拶したのですが、その方は無視して行かれてしまいました。

うーむ。普段はご挨拶をすれば必ずご挨拶を返してくれる方々です。おかしいなあ〜と思っていたら、あとから「あっ」と気が付きました。

私の格好といえば、帽子をかぶり、紺色のジャンバーを着て、手には大きなかごにデカイ大根が5本も。彼からしてみたら、真正面から顔もみえないくらい大根の葉っぱに埋もれた人が、大きなかごをかかえてざ、ざ、と歩いてくるわけです。しかも朝の早い時間に。こりゃ無農薬野菜の宅配の人に間違われて当然です。

そうかあ、野菜の宅配に間違われてしまったのかあ〜。笑える。

その大根たちをおもむろに自宅までやっとの思いで運び、(なんせ、全部で15kgもあるのです。)お風呂場で全部ごしごし洗いました。そしてベランダに持っていき、次は紐でむすんでつるす作業です。

うーむ。紐でつるす、かあ。やったことないし、どうすればいいの?

本当に都会暮らしはこれだからダメですね。おばあちゃんから教えてもらった知恵、なんてものはまったくもって何もないのです。こんな時によく知っている人がソバにいたらなあ、と思わずにはいられません。インターネットで調べればいいのでしょうが、畑作業ですでにくたくたに疲れた時には、ネットも見たくありません。

とにかく紐でしばればいいんでしょ。ということで、適当に2か所ほど紐でしばり2本づつセットにして洗濯用物干し竿にひっかけておきました。

これで乾燥するまで約2-3週間ほど。乾燥が終わるころにはもう年末です。はたしてこんなど素人がうまく沢庵が作れるのでしょうか?疑問です。

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| 農業でロー | 14:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
除草剤は草と、そして生き物も殺す

今週末はとても良い天気で風もなく、絶好のお散歩びよりでした。

歩いていると、道路のわきにちょっとしたどぶ川をみつけました。小さい子供たちは、どんなに汚れた川でも、なぜか水が大好きです。寒い冬でもへっちゃらでその汚い川に入っていこうとします。水の下にあるヘドロのような土には、いくつか穴があいています。そこに枯れた草の先っぽを入れてみると、くいっくいっと引っ張られます。何かと思ったら小さなザリガニがまだ冬眠もせずに潜んでいて、その草を鋭い爪ではさんでいるのです。

そんな子供たちの姿を眺めていると、いつのまにか70代ぐらいの前歯の欠けたご老人が近づいてきてきました。

「何を取っているの?」と、その方は問いかけてきます。どうやらそのご老人は、その場所で、小規模な農業を営んでいるようでした。

「なんだか水の中に生き物がいるみたいで。」
「ああ、そう。昔は何でも色々な生物がいたんだけど、もう今はザリガニと、ホタルの餌になる小さな貝ぐらいしかいないよ。」

そのあたりは小さな農家の土地が点在しており、沢山の小分けされた畑で皆農作物を育てています。場所は住宅街ですが、あちらこちらに農地があり、今はキャベツや白菜、玉ねぎや大根などが育っています。

「ここから2軒先が除草剤をまきはじめてから、あっと言う間に何にもいなくなっちまったよ。昔はね、魚もいたしカエルもヘビも何でもいたんだけど、みーんなどっかにいっちまったよ。」

やっぱりそうなのですね。除草剤の怖さはそこにあります。

草取りほどしんどいものはありません。だから大規模農家になればなるほど、除草剤をよくまくのです。

今の除草剤は昔と違って人間に害がないもの、と言われていますが、それでも頭からそれを信じる人はいません。

現に、彼の農地のわきには、芹がたくさん生えています。時々通りすがりの人が「この芹、少しいただいていいですか?」と言ってくるそうです。そこに生えている芹はとても元気がよく大きくとてもみずみずしいのです。すぐ隣の農地は、畑の素人が農地を借りてやっているところでした。そこでは何でもかんでも肥料を与えるため、それが彼の土地にも影響を与え、路地に生えている芹がとても大きくなる、と言います。その畑と畑の間はおよそ5mほどもあります。そんなに遠いところでまいた肥料がきくなんてすごい。

「二軒先では除草剤をまいているけれど、それでもよければ好きなだけどうぞ。」
と彼が言うと、誰も採っていかない、といいます。

つまり隣の土地でまく肥料と、2軒先でまく除草剤の両方がその芹に影響を与えていることになります。

除草剤はほんの少しまくだけで、すぐに草は黄色くなって枯れてしまいます。農家にとっては、草取りを手作業でするということは、とてつもなく大変な作業です。今の季節は問題ないのですが、真夏の炎天下での草取りは、もう熱中症どころではありません。除草剤は農家にとっては非常にすばらしい発明だったのです。ところがそうすることで、草も生えなくなるだけでなく、もちろん虫やその他のあらゆる生き物も死んでしまう、まわりの農作物へも影響する、ということが問題なのです。

手作業での草取りから除草剤へ、という変化は当然の流れでした。今ではそれと相反して無農薬野菜、がとてももてはやされる時代となりました。

無農薬野菜を食べることは簡単です。無農薬ということは当然除草剤もまかず、殺虫剤も散布しない農作物のことです。

今年は冬の到来が遅く、キャベツや白菜に沢山の虫がついています。冬の虫たちは夜中の気温が0度以下になるとみんな死んでしまうので問題ないのですが、今年は夜中でも暖かく、虫が生き延びてしまうため、あっちでもこっちでも白菜やブロッコリなどには虫がつき、大変な被害にあっています。穴だらけのキャベツや白菜はほぼ売り物にはなりません。それでも無農薬野菜を作るのは、手でひとつひとつ虫をとったりする努力も必要でしょう。

農業の難しさはここにあると思うのです。農を大きくしていこうと思えば、文明利器を使ったり、便利な薬を使ったりすることも必要、採算ベースのことを考えると仕方なく使用するということもあると思います。がんこに絶対に無農薬で最高に安全で美味しいものを作ろうと思ったら時間もお金も労力もかかります。当然それは必要コストとして値段に反映されていきます。

それでも安全で美味しいものが安く食べたい、とおもえば究極的には自給自足の生活がもっとも最良の解決策か、と思ってしまいます。

と、そんなことを考えながら約1時間のお散歩を終えました。遠くをみれば赤や黄色やまだ緑の残った木々が美しく輝き、冬の農作物もふさふさのグリーンを携えてゆらゆら揺れています。

そんなすばらしい大地が、これからも人間の生命の源になっていてほしい、と心から願っています。

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| 農業でロー | 17:08 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
冷凍庫で3ヶ月間も保存した野菜は食べない

市民農園に参加しているので、いつも野菜を、これほどない、というぐらい新鮮な状態で食べることができます。だって最速だとその場で食べることもできるわけですから。

女優の高木美穂さんは、かなり以前から家族で那須高原に引っ越し、そこで農業をやっています。彼女が農業を始めた頃は、まったくローフードには興味のなかった私でしたが、彼女があるテレビ番組で言っていたふたつのことがとても印象に残りました。

まずは彼女が自分で作ったトマトを始めて食べた時。それまでは体調が悪くて時々頭痛がしたり寝不足でふらふら、ということがあったらしいのですが、そのトマトを食べた瞬間、体中にエネルギーがわきあがったといいます。そのトマトの力が体全体に行きわたってむくむく力がわいたと。それは明らかに市販のトマトを食べる時とは違ったものだったそうです。それ以降はとても体調がよくなり農業がやめられなくなりました。いまだに彼女は那須高原で農業を続けています。

それからもうひとつ。トウモロコシについて語っていた時のことです。トウモロコシというものはもぎ取った瞬間からドンドン味が変わっていくといいます。その味の変わり方というのは、他の野菜と比べて速度が全然違う、と彼女は言います。

そこでトウモロコシを食べる時にはこのような方法をとっています。

まず彼女が畑からもぎ取る。父親がそれを急いで走って家に持っていく。母親がすでに沸騰させたお鍋の脇に待っていて、トウモロコシが到着するとすぐに鍋に入れて茹でる、というリレー形式でトウモロコシを収穫し、瞬時に料理するのです。それだけ野菜はもぎ取った瞬間から味が急激に落ちていってしまうのです。

そういった彼女の野菜生活の影響もあって私も、と思い市民農園に参加し今年で4年目を迎えます。毎日美味しい野菜を食べられるのはいいのですが、困ったことも発生してしまいます。

それは取れ過ぎた野菜をどうするか、という問題です。人に上げればいいんじゃない?と言われそうですが、人に上げても上げても、さらに処理に困るのは、ナスビ、なのです。

ナスビは夏にもっとも沢山とれる野菜ですが、その取れ方が半端ではありません。農園では一人2本のナスビを育てます。春の終わりごろから取れ始め、つい先々週あたりまでずっと間断なく収穫することができる息の長い野菜です。農園の誰かがどれだけなすびが収穫できるか計算したところ、たしか1本の木から200本ぐらい、と言っていました。一回収穫するとだいたい10-20本取れるのです。他人にあげるといっても限界があります。

そんなナスビをどうするか、というと、私は冷凍にしています。適度な時に解凍し料理に使うのですが、最近疑問に思ってしまうことがあります。

つまり旬、というものを無視して食べる、という矛盾です。1年中なんでも手に入るスーパーに行けば、冬にきゅうりやトマトなどの夏野菜を食べるということ、逆に夏に大根や白菜などの冬野菜を食べるということは、いまや当たり前のことになっています。ですから畑で実際に野菜を育てでもしない限り、それぞれの野菜の本当の旬はいつか、を知る機会がほとんどありません。

夏にはなぜきゅうりやナスビやトマトが取れるのか?なぜ野菜がその時に収穫できるのか。よく言われるのは、夏野菜には、体を冷やしてくれる成分が入っているからです。一方大根や白菜には体を温める成分が入っているから、というものです。このようなものを逆にとってしまうと、夏に体を温め、冬は体を冷やすことになってしまいます。

けれども私は、体を冷やす、温める、ということの他に、成分や細かい科学的なことはわかりませんが、何でも自然のものは、必ずその時にそうしなければならない理由があると思うのです。たとえば花も、その時に咲かなければならない理由が必ずあります。虫も、その時に交尾しなければならない理由があります。すべての生き物には、その時にそうする理由が必ずあると思うのです。

冬にはナスビもきゅうりもトマトも採れません。真夏に白菜もキャベツも大根も採れません。

畑のオーナーに意地悪な質問をしてみました。

「冬にトマトが食べたくなった時、どうしますか?」

「もともと旬の野菜しか食べないよ。なんで冬にトマトを食べる必要があるの?」と逆に質問をされてしまいました。彼女は、畑で取れる野菜しか食べません。冷凍庫に入れることもしません。彼女の野菜畑では一年中色々な野菜が採れるのですがから当たり前のことでした。彼女は60代で元気はつらつ。肌もつやつやです。

そうかあ。やっぱり旬のものは旬の時に食べるべきなんだなあ。と、思いながら、心は、今冷凍庫に沢山入れてある、あのナスビをどうしようかなあ、と考えていた私なのでした。

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| 農業でロー | 09:52 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
あなたは、水菜 好きですか?

今、畑では冬野菜が着々と育っています。

市民農園で野菜を育てて4年目を迎える冬ですが、今は人参、ブロッコリ、カリフラワー、小松菜、ベビーレタス、リーフレタス、ねぎ、はくさい、大根、キャベツなどがすくすくと育っています。

毎年若干の入れ替えはあるのですが、初秋から真冬まではコンスタントに冬野菜を食べることができます。そんな中で、水菜は昨年までは植えていたのですが、今年は植えなくなってしまいました。私が参加している農園では、自分の好きな野菜を植える、というスタイルではなく、1年の中でいつ何を植えるかを、定番野菜と、アンケートで人気の高いものを皆に聞いて決めていきます。

今年は水菜の代わりにレタスを植えました。レタスは今年相場が高く、農園では人気の作物です。水菜も人気なのでは?と思ったのですが、そうではありませんでした。

なぜでしょうか?

その謎がようやく解けました。水菜、というものは、ある年齢層の方々にとってはまったくイヤな思い出がつまった野菜だったことがわかったのです。

戦時中、あるいは戦後間もないころ、まだあまり食べるものがなかった時代、畑では水菜ばかりを植えていた時期があります。お粥のかさ上げに使われたり、食べるものがない時には必ず水菜が食卓にあがり、水菜ばかり食べていた時期がある、と聞きました。なぜそんなに水菜が食べられていたのか?と疑問に思って聞いてみると、実は水菜ってとても強い作物なのです。

多少雨が降っても風が吹いても、逆に雨が少なくても、土の中にしっかり生えてしかも成長が早いのです。種から植えて収穫までは、もっとも短期間の場合は10日程度で食べることができます。早い!

栄養だってあんなにひょろひょろしているのに、鉄分やカルシウムがしっかり入っています。
今でこそ水菜は若い人たちを中心に人気の野菜です。なにせ真夏を除けばコンスタントにベランダでも栽培できますし、成長も早いし、失敗が少ない。

そして食べ方だってローフーデストにとっては生野菜サラダの定番ですし、さらにお鍋に入れたり副菜としても人気で、いいことずくめの野菜です。

ところが、60代よりそれ以上の人たちにとっては、昔を思い出してしまう、あまりうれしくない野菜だということがわかりました。

だから、今、私が参加している市民農園では、水菜賛成派と反対派に分かれています。水菜は最近出てきた野菜だとばかり思っていたので、水菜は年配の方々にとってはこんなイヤな記憶の野菜だったということは、私にとってはとても意外でした。

それでも水菜は私の好きな野菜のひとつです。今年はベランダ栽培することにしましょう。10日もたてばすぐに食べることができる野菜ですからね。昔は誰かの命でさえ救った野菜です。そのことに感謝をしならいただくつもりです。

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