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登山家 三浦雄一郎さんのアンチエイジング料理とは
 三浦雄一郎さん、75歳でエベレスト登頂を果たした英雄です。
彼の何冊かある本の中で、私が購入したのは「若く生きる という本です。

この本は「目的ある生き方のための新しいアンチエイジング」、成功の秘訣は“食”にあり、という帯タイトルで売られているとおり、中はほぼフルカラーで、彼がどんなものを食べているかを紹介し、そしてそのレシピを全部公開してくれている本です。

彼はベジタリアンでもローフーデストでもないですから、食事の内容にはもちろん肉あり、魚介類あり、そしてほぼどの料理も加熱されています。

けれど、私が感じたのは、思ったより肉も魚も少なく大量の野菜や豆料理だったのが意外でもあり、また同時に、「ああ、やっぱりそうか」、ということでした。ステーキや肉づくしのレシピはまったくありませんでした。どのページにも野菜や豆がその中心で、肉や魚は添え物ののような印象を持ったのです。またドライフルーツを使ったデザートの作り方も載っています。

そしてもうひとつ、写真の撮り方が上手い、ということも否めませんが彩がキレイ。やはり茶色が中心の肉に野菜を数種類加えるだけで、食欲をそそります。デザートは沢山のナッツやドライフルーツの入ったものでしたが、登山の時にも持参するそうです。

三浦雄一郎さんが求めた食事は、その質の向上です。過酷な環境から生まれる肉体疲労物質の分解と十分なエネルギーの補給をするための食事、を彼は常に目指しています。


(私の本日の夕食。ブロッコリサラダ(トッピングはグレープフルーツ)と、小松菜とオレンジのスムージー このあとナッツ類をいただきました。)


そのために必要なのは、活性酸素の対策。これこそが彼のアンチエイジングレシピなのです。

その基準で選んでいるのは、活性酸素吸収能力ORAC(Oxygen Radical Adsorbance Capacity)値の高い食品を摂取する、ということでした。




ORAC値が高いものとして、香辛料のクローブ、シナモン、コーン ぬか、ハイタンニン、オレガノ、ターメリックなどがあげられます。またドライフルーツ類もそうです。

ORAC値の高さからいくと、残念ながら私がほぼ毎日摂取しているアーモンドは、45、それに比べてクローブは3144もあります。(単位чmoITE/g ) ORAC値の単位はTE(トロロックス当量)で表されます。聞きなれないかもしれませんが、普通の方は1000TE、アスリートは2000TEが目安ということです。

さらに銅、亜鉛、セレンなどは生体内で合成される抗酸化酵素の原材料となります。また昆布や海苔などの海藻類はカリウム、マグネシウムを多く含んでいます。ウニなどは銅、亜鉛を含んでいます。

そしてもうひとつ、三浦氏の食事にかかせないものは、雑穀米です。なぜ雑穀米がいいのかというと、表面を覆うふすまやぬかです。これらは抗酸化力が高く、ビタミンやミネラルも含まれているからなのです。

本は、料理のできあがった写真も作り方も出ているので、とても参考になりました。この本はローフードの本ではありませんが、日本を代表するアスリートで、1932年生まれの現在80歳の登山家、その彼の究極のアンチエイジングレシピを本の中から垣間見ることができます。

肉も魚も食べる家族のために、この中のいくつかを今度作ってみよう、と思っています。

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| Kurokoお勧めの本 | 07:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
でんぷん質は摂取してはいけない ローフード・ダイエット
 ノーマン・ウォーカー博士、ああ、なんとなくどこかで聞いたことがある、と思われた方は、きっとローフードを実践している方なのでしょう。そうでなくても自然療法とか、酵素がどうの、とかに興味をもたれた方はどこかでこの名前を見たり聞いたりしているかもしれませんね。

昨日のブログで彼の本のひとつについて書いたのですが、もう少しお話したいことがありまして、別な角度から、私がすごいと思ったウォーカー博士のことについてご紹介したいと思います。

でんぷん質は摂取するな、を強く主張していたという面です。

でんぷんはありとあらゆる食品に含まれています。
皆さんがご存じのパンやごはんや芋類にはたっぷり。それからパスタなどの麺類ですね。
蕎麦やうどん、ラーメンも。それからイモ類を加工して作られているポテトチップス、大学いも、トロロ汁などにも沢山入っています。
また、とろみを出すために使う片栗粉を含む色々なタレ類、天ぷらにするために使う衣や餃子、シューマイの皮。ちくわなどの練り製品、そして皆が大好きな甘いケーキやクッキー、あんこを含むおまんじゅうなどにも。
右を向いても左を向いてもでんぷんだらけです。


ウォーカー博士は、これらのでんぷん質の食品は採らないように勧めています。

なぜでしょう?

それは、でんぷんの分子というのは、水やアルコールには溶けないのです。このひと言に尽きます。

たとえば胆嚢(たんのう)や腎臓に石ができる理由、血管と毛細血管の中の血液が異常に凝固し、時や腫瘍(しゅよう)や癌が発生する理由、肝臓が硬くなる理由、これら理由の一端を理解する手掛かりが、このでんぷん質の摂取です。

(本日の夕食 キャベツをひいた上にブロッコリと細切れにした梅干し、レモン添えサラダ
豆腐の上にシソとアボカド 普段ならパンを添えるのですが本日はナシです。あとからナッツを少々)


博士は本の中でこのようにも言っています。

「白いパン、シリアルなどを沢山食べている人、小麦粉を体に沢山入れている人は、ニキビや肌のしみができやすい。さらに穀類とでんぷん質を大量に消費する人の肌は、シワが多く、乾燥し、しなびていることに気づいているでしょうか?」


ドキ〜。しみやシワですって。


つまり、でんぷん分子は水にはとけないので、細胞や組織や分泌腺によっては吸収されず、血液やリンパの中に入ると、体はそれを追い出そうとします。たとえば、追い出そうとする時のひとつの方法がニキビ。つまり体は、皮膚の毛穴から排泄しようとします。そしてその時に細菌がでんぷん質に繁殖した結果がニキビとなるわけです。

氏は、この主張の後、このようにも語っています。
「この主張は極端で過激に聞こえるに違いない、なぜなら人間は何千年ものあいだ、穀類とでんぷん質を食べて生きてきたのですから。」

「しかし病気に苦しむ人が生きた食品(つまり生の野菜や果物やナッツ類)を食べるように訓練すると、体的、精神的な健康が改善するだけでなく、過去の遺物をほとんど清算することができる。」

確かに過激です。

どこからか、そんなのウソだ、という声が聞こえてきそうです。

しかし、氏がすごいところ、これが二番目に言いたいことなのですが、氏は自分の体でそれを見事に証明しているのです。

ただ言っているだけ、他の実験結果を自分なりに分析しているだけでなく、実際に自分の体を使って実験しているところがスゴいのです。

私たちは、生の野菜や果物で健康になり、肉や魚や加工商品、砂糖、牛乳、でんぷん質のものが体によくない、ということが理解できたとして、じゃあ、そのよくない食べ物である、肉や魚や加工食品や砂糖類や乳製品やでんぷん質のものを体に沢山入れてみたい、と思いますか?

思いませんね。100万円上げるから、と言われてもお断りです。

でも氏はそれをやったのです。自分がモルモットになりました。

氏はある日から突然、自分の食事を穀類、小麦粉、シリアルだけにすることを決意し実践します。そして大量の牛乳も飲みました。二年経った時、氏の体に異変が起こり、とうとうベッドから起き上がれなくなったのです。70kgの体重が89kgとなり、起き上がれなくなった原因もわかりません。

そしてベジタリアンの医師からこのように忠告されます。

「具合が悪くてベッドから起き上がれない時いは、薬にたよってはいけない。薬は毒。3日間は何も食べないこと、病気は体内にたまった老廃物が原因だ。毎日30分おきに新鮮な水を飲むだけで3日後にはよくなるよ。」

そのとおりでした。つまり医師はデトックスを勧めたわけですね。すると三日後には大量の臭い便が出て、回復したのです。それから氏の長いジャーニー、ナチュロパシーの旅が始まります。

本当に人間の体というものは不可思議で正直ですね。

私たちは、ウォーカー博士を初めとして、今まで沢山の方々が発見した健康によい食べ物の採り方や暮らし方を、体を張った実験や調査や膨大な資料の分析や経験などに見ることができます。

今、私たちがこうやって生の野菜や果物が体にいいと信じて実践して実際に健康になっているのは、こういった方々のおかげでもあります。

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| Kurokoお勧めの本 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
若返りに年齢はまったく関係なし!決断と忍耐力のみ

ナチュロパシーという言葉をご存じでしょうか?
ローフードやナチュラル・ハイジーンのことをなんらの形で勉強したことのある方なら聞いたことがあるかもしれませんね。

ナチュロパシーとは自然療法のことです。病気になった時、薬やメスを使わずに新鮮な野菜や果物、新鮮な空気やストレスを除去し、自然に近い形で生活をしていくことにより、健康になっていく、それらの自然の働きにより天寿をまっとうする、という考え方です。

私たちはより健康になりたい、と思ってローフードやナチュラル・ハイジーンを実践しようとしているのですが、もともとの考え方の原点はここにあります。

すでに伝説的存在になっている、ノーマン・ウォーカー博士。この方はまさに理論を説くと同時にご自分でもその道を実践され、多くの方の命を救い、たくさんの方を健康に導き、また私たちのように現代に生きながらローフードを実践しようとしている者たちを常にインスパイヤしています。

彼の本の中の一冊、「食事を正しくすれば、老化は防げる 」の中で、最初のページを開くとこのような文字が躍っています。

【若返りに年齢は関係ない】

私たちは年齢を重ね大人になると、常に若くありたい、もっと若くなりたい、この若さを保ちたい、と願います。また年を取ることにプレッシャーを感じ、シワや体力や気力の衰えを、人工的な方法で隠そうとしたり、間違った方法で活力を保とうとしています。

けれど、年を取る弊害ばかりを考えていると、決して若さを保つことはできない、とウォーカー博士はきっぱりと言っています。

ローフードをやっている私たちからすると、間違っていない方法とは、新鮮な野菜を食べたり、果物から様々な栄養素や水をもらったりしながら酵素を体内に取り入れ、なるべく消化をスムーズに行わせることに注意して…、などと考えるのですが、確かにそれらももちろん重要です。

しかし、ウォーカー博士は、さらに重要なこととして、精神的なケアが大切であることを冒頭に述べています。
つまり、心の状態が人間の健康にとって最も重要。
常に病気の心配をしていたり、明日のことを憂鬱に思っていたり、プレッシャーを感じてばかりいると、たとえどんなに健康的な食生活を送っていたとしても健康にはなれないのです。

つまり年を取る弊害ばかりを考えていては、人は健康に若さを保つことができない、ということです。

精神的ケアがあって、その上で健康的な食生活を送ること。そしてこの健康的な食生活は、いたってシンプルです。それはローフードが生のものを食べることに基づいているので、自然と、摂取のしかたもシンプルになるのです。ここからはローフーデストであれば誰でもご存じの料理法、生野菜サラダ、果物をそのまま取る、果物や野菜のジュースやスムージー。たまに軽く蒸した野菜など。本当にシンプルです。でもこのシンプルさが、ローフーデストではない、多くの人達の混乱を招きます。

だって世の中には色々な調理法や料理があり、加熱食を楽しむ文化もすでに日本では昔から根付いているのですから。

だから、健康になるレシピは本当に簡単なのですが、それを実践するには大きな【決断力】と【忍耐力】が必要だと、氏は説明していますし、私もそう思います。基本的には、今まで普通にしていた食事をいっきに変えていくわけですからね。そして多くの人が大好きな甘い砂糖や、乳製品や、でんぷんも採れないのですから。

でも真剣に若返りたいと思ったら、誰でもできるはずです。たとえ今、成人病などで患っている方でも、です。ただし、それは自分自身でしかできないことですし自分が実行することなのです。、周りはサポートすることしかできません。

ウォーカー氏の本を読んでみるとすべてが納得できることばかりです。そして嬉しいことに、様々な人達の具体例が沢山載っています。これが多くの方の共感を呼ぶところなのでしょう。

ウォーカー氏の本はシリーズになっているものもあります。とてもよい本なので、一冊だけでもお手元におき、時々読み返してみると活力がみなぎり、より健康に生きるとは、こういうことを言うのだ、ということが理解できます。

ノーマン・ウォーカー博士の【100歳まで健康レシピ】シリーズ

食事を正しくすれば、老化は防げる
大腸をきれいにすれば、病気にならない 
飲み水にこだわれば、健康に生きられる
酵素を摂れば、元気な身体がよみがえる 
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| Kurokoお勧めの本 | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
東城百合子さんのシンプル生活

以前から気になっていた東城百合子さんの本を読みました。

今回私が手にしたのは免疫力が高い体をつくる、「自然療法」シンプル生活 という本でした。

彼女は昭和48年に「あなたと健康」という月刊誌を創刊し、以来実に27年以上もの間、出版活動を続けています。また呼ばれればどこにでも出かけて行き、無償で講演します。

彼女の地道な努力に、今では日本全国から彼女の講演を聴きに来る方も多く、またどの本もロングセラーになっていて、彼女の自然療法や食事療法について勉強される方も沢山いらっしゃいます。

そんな彼女のこの本は、もし健康になるために手っとり早くどうしたらいいのか、そのノウハウを知りたい、という方が読めば、必ずや、“期待に沿うことはできない”こと請け合いです。

この本は、そういったハウツー本ではなく、人生をどのような姿勢で生きるのがいいのか、という人生哲学そのものを書きつづったものだからです。

哲学書とは言っても、彼女が長年実行している様々な健康維持のための食事法などももちろん紹介しています。梅干しの黒焼きや、こんにゃく湿布、砂浴などは、誰でもができる簡単な健康法ですし、その具体的なやり方、作り方なども掲載してくれています。

ただ、この本の全体像は、そういった対処療法的な健康法ではなく、生に対する姿勢を示した本、だと捉えたほうがしっくり行きます。

たとえば真ん中あたりのページに、このようなくだりがあります。

「いま世界で起こっている諸問題と台所には深い関係があります。大地を疲弊(ひへい)させているのは、効率よく作物を収穫するための化学肥料や農薬や除草剤です。川や海を汚染しているのは、便利で手軽な合成洗剤や食品添加物入りの食べ残しの混じった家庭排水です。加工商品の反乱も、環境問題も、人間をはじめ牛や豚、鶏の疫病も、すべて「安くて便利でかんたん、そしてきれい」という効率を追いかけ、自然を不自然にねじまげてしまった人間のせいなのです。いのちの尊さが見えなくなっているのが、いちばんの問題でしょう。」

この問題のひとつの解決策として、彼女は自分で農作物を育ててみるといい、と言っています。とはいっても大きな畑で農業をやる、という仰々しいものではなく、窓辺のプランターでもいいのです。そこでプチトマトでも育てれば、命の神秘さに気がつくことができます。たとえばトマトは弱いので、触りすぎると実が落ちてしまう、といったようなことも、体験を通じて学ぶことができるのです。そこで、いのちとの接し方も覚えていくのです。

かつての私も、デジタル、効率、IT、器械、といったものが自分の周りに氾濫していた時に、土に触れることによって、人間性を取り戻していったような記憶があります。いのちが見えてくれば、その人の心が、“自然”になる、そして健全ないのちが宿る食べ物を選ぶ、素材から手作りする、食べ物をむだにしない、水を汚さない工夫をする、といった、台所のありかたもかわってくるはず、と東城百合子さんはおっしゃっています。

だから、台所という場所は、自分も地球も健康にする肝心かなめの場、なのです、と。

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| Kurokoお勧めの本 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ハチはなぜ大量死したのか 
 原題Fruitless Fall(ハチはなぜ大量死したのか) は、衝撃的な内容でした。

この本は2009年に出版されたもので、今から約2年以上も前の書籍ですが、いまだにここに書かれているようなことが未解決のままの状態であることに驚かされます。

ミツバチで思い出すのは、誰もが知るところの、ハチミツを集めてくれる昆虫だということ。くまのプーさんが大好物の、あのハチミツです。でも本来のミツバチのもっとも重要な存在価値とは、そう、花の受粉の役割を担っている、ということです。ミツバチがいなければ、多くの木の実や多くの果物は結実することができません。

私たちローフーデストにとって、これは非常に重要です。もしミツバチがいなければ、毎日のスムージーも毎日の生野菜サラダも、アーモンドなどの木の実も決して食べることができません。たとえ食べることができたとしても、作られる数量が限定されてしまうため、たったトマトひとつでも、今以上に高価な食べ物になってしまうかもしれません。

今、問題になっているのは、その大切なミツバチの数が圧倒的に少なくなってしまっている、という現象が、世界のあちらこちらで起きている、という事実です。そしていまだにその決定的原因が究明されていない、という問題です。

本書では様々な視点からこの問題について究明を試みていますが、それらを読む過程において、わたしたちはすこしづつ、人間が文明の進化の過程において、重要な間違いを犯していることに気がつきます。

それは、私たちはあまりにも工業的な生産性や効率性を追求してきたために、自然を、本来の自然の姿をあまりにもゆがめてしまっているのではないか、ということなのです。この本ではミツバチを例に語っていますが、読者は、この本が単にミツバチのことだけを語っているのではなく、自然そのもの、花や木、ミツバチ以外の昆虫、鳥、魚、動物、あらゆる自然体系を無理やり崩してしまったために、自然のあるべき均衡を恐ろしく崩してしまっているのだ、ということに気が付きます。

この本の解説をしている福岡伸一さんのコメントも強烈です。

「乳牛はそのミルクを搾取されるために間断なく妊娠させられ続けます。そして生まれた子牛たちは、母親のミルクの味を覚える前に、生まれて直後にすぐに隔離されます。ミルクは子牛のためにあるのではなく、人間たちのための商品になるからです。そして子牛たちは、次の乳牛に仕立て上げられるめに、安価な飼料で育てられます。

その飼料のひとつは、死体なのです。

病死した動物、怪我で使いものにならなくなった家畜、廃棄物、これらが集められ、大鍋で煮て脂を濾(こ)し取ったあとに残った肉かす。それを乾燥させてできた肉骨粉。これを水で溶いて子牛たちに飲ませるのです。

それらの集められた死体は死因によって選別はしなかったので、あらゆる病原体がまぎれ込んでしまいます。けれども私たち人間はさらに、燃料費を節約するため、原油価格が上がると、行程の加熱時間を大幅に短縮しました。このようにして作られた食糧を食べた、まだ消化機能の未完全な子牛たちが、羊の奇病であるスクレイピー病に羅漢して死んだ羊の死体に潜んでいた病原体に感染してしまいました。そしてその牛を食べた人にも狂牛病として伝達されてしまったのです。」

彼がこの本を読んでいる間に彼の脳裏に渦巻いていた狂牛病の問題をこのように語っていたのでした。

翻ってミツバチの世界で今起こっていることは、これら牛に起こっていることと似ているような気がしてなりません。

たとえばこんなことがあります。

ミツバチは通常一斉に花が咲きだす春に最も活発に行動します。ところが様々な理由から、つまりこれは人間の身勝手な理由なのですが、春より前に受粉が必要なモノに対して強制的に受粉活動をするように仕込まれてしまいます。その良い例がアーモンドの受粉です。アーモンドは、どこでも栽培できるかというとそうではなく、ある一定の気候の、しかもある一定地域でしか栽培ができません。

近年、爆発的にアーモンドの需要が増えたカルフォルニアでは(それはもしかしたらローフーデストもその要因の一端を担っているかもしれませんが)、受粉してくれるミツバチが圧倒的に足りなくなりました。そこで各地の養蜂家からミツバチをレンタルし、受粉活動をさせます。その時期は2月。

それまではストレスにさらされることがなかったミツバチが、いきなり知らない土地につれていかれ、しかも通常は活動しない2月に強制的に働かされ、しかも2週間ごとに巣箱を移動させられたら?そして糖度の高いコーンシロップで気合いを入れられ、殺虫剤と抗生剤を投与され、寄生虫に襲われ、外来種の病原菌にさらされ、どんどんぼろぼろになっていく………。

そしてその結果、免疫系の抑制、生殖作用の抑止、寿命の短縮、という様々な弊害が生まれてきます。

ミツバチの食事は、私たち人間の食事も同じですが、たった一種類の栄養だけでは、つまりアーモンドの花粉のみの食事というものは決して好ましいものではありません。

ミツバチはバランスのとれた食事が必要で、そのためにはほとんど常に二種類以上の花粉が必要となります。アーモンドの受粉では、あまりにも多くの巣箱が比較的狭い地域に集めて置かれるため、果樹園を超えた場所や果樹が植えられた地面から花粉を集める機会がほとんどないのです。そして巣箱が非常に狭い場所に結集していたとしたら、ウィルスが蔓延する格好の場所となってしまいます。

このような例でもわかるように、人間は自然体系をゆがめることで生産性向上、効率化を進めてきました。

私はこの本を閉じて、静かに自分の生活のことを考えてみました。私がいつも頭に置いているのは効率化でした。それは企業で働く人も、専業主婦も、学生もみな同じです。

どうしたらいままで10分でやっていたことを5分に時間短縮できるだろうか、10分で3つの問題を解いていたものを、あとひとつ増やして4つの問題を解けないだろうか?そのためには何が必要だろうか?機械の手を借りて、少しでも早く、しかも複数のことを同時にできないだろうか?いままで1週間かかっていた手作業を、現代機器を利用して1日に短縮できないだろうか?100円の原価を50円の原価にするためにはどうしたらいいだろうか?

それらの解決方法は、どれも自然の摂理を犯してはいないだろうか?

いや、違う、そう気がつくのに時間はかかりませんでした。少しでも先に進みたいと思っている私たちは、文明の利器を発明することや、自然体系をゆがめることで解決してきました。そしてそれによって、こうありたい、という理想に少しでも近づくことが幸せにつながると思われてきているのです。

本の最後に福岡伸一さんが語っていたことが、今でも胸に強く突き刺さっています。

それは、こうです。

「ある人が私に語った言葉が忘れられない。狂牛病を防ぐために何をすればよいか。それは簡単なことです。牛を正しく育てればよいのです。」

この言葉にすべてが集約されていると思いませんか。

私たちはあまりにも身勝手に自然を犯し、歪め、本来のあるべき姿を違うものに変えてしまってはいないでしょうか?それはすべて効率化という名の元に、コスト節約という名の元に、時間短縮という名の元に実行されています。

雑草を殺して私たちの口に入るものだけを生かすために開発された遺伝子組み換え、害虫を殺すための殺虫剤を含む農薬・、除草剤、家畜の病気の蔓延を防ぐための抗生物質や栄養剤、こういったものが効率化を追い求める人間をいずれは破壊してしまうことはそう遠くはない、と思えてきます。現に、すでにその片鱗が昨今のニュースで見えてきています。

さて、では私たちはいいったいどう生きていけばいいのか、そのヒントがこの本には沢山詰まっていました。

ぜひ一読をお勧めします。

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| Kurokoお勧めの本 | 20:49 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
アンドルー・ワイルの自発的治癒とは?

先日、ガイアシンフォニー(地球交響曲)の第七番を観る機会がありました。毎回数人の著名人が出演し、彼らへのインタビュー形式で物語が進んでいきます。このガイアシンフォニーというのは、端的に言うと、イギリスの生物物理学者であるジェームズ・ラブロック博士という人が唱えている、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」(ガイア論)という考え方に基づいたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。

92年に第一番が公開されて、昨年の最新版が第七番です。上映する決まった会場はなく、すべてが自主運営されている映画です。けれども、その観客動員数は現在までに270万人を超えており、DVDも購入できますので、その人数はさらに増えると予測されます。

さて、今回第七番に出演されていた一人にアンドルー・ワイル博士がいらっしゃいました。彼は統合医療の世界的な第一人者で、現在もアリゾナ大学医学部教授で、自らも患者を治療したり、医者や医学生の教育にもあたっています。
その彼の最も有名な本、
癒す心、治る力 を今読んでいるのですが、その中で、数ページを割き、食生活についての項目がありました。

彼はローフーデストではないのですし、この本も、ローフードを推奨するような内容が書かれているわけではありません。どのようにすることでより健康に暮らせるか、彼なりの理論が記述されているのですが、その中で「治癒が起こりやすい食生活」という項目があります。

そこを読んでみると、ローフーデストなら誰でも理解しているだろうと思えることがほとんどなのですが、普段私がこうだ、と思っていることがそのまま文章になっているような感じでした。

彼は、食生活の中で特に脂質(脂肪)について理解することが非常に重要だと言っています。間違った脂肪の食べ過ぎは治癒力に非常に大きな損傷をきたすからです。細かい説明は省きますが、多不飽和油はとにかくとるな、食卓から追放せよ、と力説しています。

具体的には、すべてのマーガリン、植物油系の固形ショートニング、それらが使われた加工食品、多不飽和植物油(コーン油、大豆油、ゴマ油、ひまわり油、サンフラワー油)など。これらは熱処理と溶剤処理によってトランス脂肪酸がとても多く含まれているからです。

ローフーデストでも、ドレッシングに油を使用することは多々あります。

ではどんな油を使えばいいか?についても、博士はこの本の中で具体的に記述しています。

たとえばオリーブ油、ピーナツ油、アボカド油。これらなら多不飽和脂肪のようなガンのリスクは避けられます。ただし、それぞれの油の性質は大きく違うので、その利点と欠点を知っておかなくてはいけません。

長くなるのでこのあたりは興味ある方はぜひ本を読んでいただきたいのですが、博士はこの他にも食生活の項目で、オメガ3のこと、肉の取り方、野菜の取り方、乳製品や卵、食物の中に入る有害物質のことなど、とても具体的でわかりやすく書いています。

アンドルー・ワイル博士は、一度日本に留学したことがあるのですが、それ以来日本が大好きで、ツーソンのご自宅でも客人には抹茶をふるまうほどです。また朝食は、シリアルやパンではなく、日本の伝統食がとても好きなアメリカ人でもあります。

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| Kurokoお勧めの本 | 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
なぜ、「これ」は健康にいいのか?自律神経を知る

朝、車を運転中に小林弘幸(こばやしひろゆき)さんという方がラジオにゲスト出演されていました。

ドライブがてら聞き流していたのですが、なんとなくその話が興味深く、いつしか私の耳はしっかり彼の言葉を受け止めていることに気がついたのです。

小林氏は現在順天童大学の医学部教授であり、自律神経研究の第一人者として、数々のアスリートや芸能人のパフォーマンス向上かかわっている方です。

彼の主張は一貫しています。つまり自律神経をコントロールすることでその人の人生の質が決まる、ということなのです。そもそも自律神経のしくみや働きを知らなければ、自律神経は自立しているから自律神経と言うのであって、この部分は人間がコントロールできないんじゃないの?という疑問がすぐに湧くのは私だけではないでしょう。

ラジオでのトークがとても面白かったので、すぐにアマゾンで本を購入し、ちょうど昨日が祝日であったのも幸いしてあっという間に読み終わってしまいました。自律神経については普段考えたこともなく、私には未知の世界でしたが、それでも話の内容はわかりやすくよく理解できました。そしていくつかの具体的な事例は、普段の生活の中に応用できそうです。

さて、自律神経というものは、基本的に交感神経と副交感神経によって作られています。実は私たちが健康である、という状態の中ではこの両方がバランスよく保たれていて、どちらか片方が極端に優位な状態だと必ず病気であったり体調が悪かったりという状態になるのです。

健康な人が病気になる原因は彼に言わせると大きく分けてふたつしかありません。それは免疫系のトラブル、そして血液系のトラブルです。
そしてこのどちらも自律神経の働きと深く関わっているというのです。つまり平たくいうと、世の中のすべての病気と言われるものは、自律神経の働きが正常であれば決して起こらない、ということなのです。

身近な例で言うと、風邪。風邪はたいていの人がひきますが、風邪になりやすい、なりにくい人の差はどこにあるかといえば、そう、免疫力です。この高さの違いが、細菌やウィルスを排除できるかできないかの違いとなります。

驚くべきことに、ガンについても同じことが言える、と小林氏は主張しています。

ガンというと何か特別な病気のように思われがちですが、実は健康な人でも毎日沢山のがん細胞が生まれています。これ自体も私には驚きだったのですが、ガン細胞が毎日生まれているのに健康な人がガンにならないのは、免疫システムがきちんと機能しているからなのです。ですから極端なことを言うと、風邪にかかりやすい人はガンにもなりやすい、と言えるのです。

本の中ではそれぞれの自律神経の働きを説明した後に、ではどうしたらこの両方の自律神経のバランスをうまく保つことができるのか、具体例をいくつも上げてくれています。

食事の取り方についても若干の説明箇所がありました。自律神経を正常に保つためには朝食がもっとも大切なのですが、それは朝食を沢山食べる、ということではありません。朝食を食べ過ぎると、吸収に沢山の血液が使われるので、脳に行く血液が減ります。ちなみに彼の朝食は一杯の水、バナナ、そして一枚のパンだけだそうです。これだけで十分な栄養を取ることができます。

ローフーデストの私は、他の多くのローフーデストがそうであるように朝は果物のみ、あるいは果物のスムージーのみの食事です。小林氏は果物の他にパンを足していますが、私に言わせてみると、血液を脳になるべく行かせるためには、朝食にパンは余計です。

自律神経の観点からは、朝食の目的は三つ。
副交感神経を上げること、血流を上げること、そしてあわただしい朝に余裕を生み出すこと。この三つが朝食の最も重要な目的です。

朝のタイミングにこの副交感神経を上げることができるかどうかで、その日一日の過ごし方がまったく変わってきます。

こいういったように、本の後半では色々な例をあげて自律神経の正常な働きを保つための方法を私たちに教えてくれます。

この本はかなりお勧めです。もちろんローフーデストの私が読んでも十分に楽しめました。さらにこの本を読んでほしいのは、今便秘で苦しんでいる人、更年期障害の人、そしてそんなに沢山食べないのに肥満で困っている人、頭痛や眠気に苦しんでいる人、などです。きっとこの本の中に多くのヒントが隠されていると思います。

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| Kurokoお勧めの本 | 20:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『葬られた「第二のマクガバン報告」 下』の衝撃2

『葬られた「第二のマクガバン報告」』の上巻、中巻では、比較的栄養学を基本として、ホールフードでプラントベースの食事がいかに人間の体に良い影響を及ぼすか、逆に動物性たんぱく質中心の長年の食事が、とても多くの人達の健康を害してしまうか、ということを様々な角度から研究したものが中心でした。

最終章である下巻は、それとはちょっと趣を異にしています。

世の中に出ると、そこいには多くの利害関係が渦巻いています。社会の中である程度の成功をおさめ、一定の生活をし始めると、人間はそれより以前の状態には戻りたくないのです。

それは私たちも一緒。社会人なりたてのころはまだお金もなく、好きなものを買えない。けれどある程度働いていると、自由なお金が増えます。すると好きなものも買える、ある程度の贅沢もできるようになります。贅沢を知ってしまったら、もう貧乏の頃には戻りたくないのです。

そこでもしある人があなたに近づいてきてこうい言うとします。「あなたに1000万円あげます。もちろん合法的な手段で。たったひとつの情報を無視するだけでいいのです。」

そう言われたらどうしますか? 一方で、もし自分がお金を受け取れば、"黙殺"、というあなたの"何もしない行動"によって、世界中の多くの人達が苦しみ、死んでいくかもしれない、ということもあなたには十分わかっています。

それを両天秤にかけた時、多くの人は悲しいかな、あなたが直接知らない人達が苦しむよりもお金のほうが大切なのです。これが現実です。

自分が黙っていさえすれば、あるいは自分がちょっとだけ我慢すれば多額のお金がもっと入ってくる、とわかれば、人間はお金の前にあっという間い弱くなってしまうものだ、ということがこの本を読むと、イヤというほどわかります。

コリン・キャンベル氏はそのような劣悪な状況下で、この本を出版することができました。真実を捻じ曲げようと多くの人達が彼をおとしめようとしたり、失脚させようとしたりもしました。けれどもこの本はとにかく出版されたのです!

この本の最後には、特別にキャンベル氏から、日本の皆さんへ、というメッセージが書かれいます。

「癒着という病巣は、人間関係が相手なだけにガンや心臓病よりも根が深いかもしれません。けれども、私は諦めていません。今や私(キャンベル博士)の発信する情報はインターネットなどを通じて、誰もが用意に入手できるようになったからです。(中略)だから、こそ、私は来るべき未来に明るい希望を抱いているのです。」

翻訳した松田麻美子さんはこう言っています。

「肥満や生活習慣病の対策には、プラントベースでホールフードの食生活が最も役立つ、という様々な確かな証拠がそろっているのに、人々が自分の食習慣を変えないのは、改善に対する気概と教育の欠如にその原因があるのではないか?」と。

今日本でも、プラントベースでホールフードの食生活を実践し、健康を実感している人達がとても増えています。ローフードやナチュハイのブログを読むとそれがよくわかります。

おそらくローフードをはじめられた人は、何かの本を読んだり、セミナーや教室に参加したり、誰かに直接聞いたりしてはじめられたのではないでしょうか?私もきっかけはローフードの本でした。

プラントベース、ホールフードの食生活のすばらしさを実感した人達による地道な啓蒙活動が、これからの私たちの未来を決定づけていくのではないかと思います。

この本は、健康になりたい、健康を取り戻したい、健康でこの世を去りたい、と思うすべての人達が読んで十分に価値ある本だと思います。

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最近凝っている"カブソーメン"
タレにすりおろした生姜をちらして、ツルツルっと
どうぞ。カブは冬の食材なので、今のうちに早めにね〜。

*T.コリン・キャンベル財団は、コーネル大学のオンラインコースと協力し、プラントベース栄養学というオンライン講座を開設しています。ご興味のある方はご覧ください。
| Kurokoお勧めの本 | 10:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『葬られた「第二のマクガバン報告」 下』の衝撃1

ローフードやナチュラル・ハイジーンのことについてもっといろいろと知りたいのですが、どんな本を読んだらいいですか?

という問いに対しては、私は迷わずこの本を推薦するでしょう。

『葬られた「第二のマクガバン報告」』の上、中、下巻 の3冊です。先月下旬に、ついにこのシリーズの完結編である下巻 が出版されました。

下巻のハイライトは、ひと言でいうと、いかに科学が多くの人によって情報操作されてしまうか、という世の中の現実につきます。この本はアメリカ人によるアメリカ人のための内容ですが、あらゆる面での欧米様式が定着している現代日本においては、他人事ではありません。

ナチュラル・ハイジーンを実践しているとまっさきに出てくる牛乳の件について、まさに日本でも同じようなことが起こっているという現実がありました。

たとえば現在のアメリカの学校現場における牛乳普及活動の実態。という箇所があります。そこには具体的に今、現場ではどのような牛乳に関する教育が行われているのかが詳細に書いてあります。

今アメリカでは、牛乳普及をめざす全米のふたつの主要乳業共同組合が合併して乳製品マネージメント社と名前を変え、米国産乳製品の需要増加を目的として、大がかりな教育活動を行っています。

2003年度の事業計画にはこんなことが書かれています。
6-12歳の子供たち、およびその母親たちへの宣伝、販促、PR活動。さらには、チェックオフ制度(乳業従事者の給料からの組合費天引き)を利用し、ケロッグやクラフトフーズ、マクドナルドを含むメジャーな食品メーカーとの協力関係の構築と拡大に取り組むこと。

アメリカでは上記3社の加工品を食べたことがない子供を探す方が難しいぐらいですし、日本人にもおなじみの巨大企業です。

学校におけるPR活動。小学校に通う子供たちが生涯を通じた乳製品の消費者になるよう、学童、父母、教師、学校給食専門業者を対象とした指導に取り組むこと。

多くの人は学校内での乳業界の存在に気がついていません。けれども小さな子供たちへの栄養情報の伝え方に関していえば、どの業界よりも間違いなく効果的に影響を及ぼしているでしょう、と記されています。

この箇所を読んだ時にすぐに思い浮かんだのは、日本もそう変わらない、ということでした。
私が家では牛乳を飲まない、乳製品を食べない、と言った時の、子供たち(小学生)の反応がそれを物語ります。

子供はこう言います。
「牛乳ってカラダにいいんだよ。なんでそんなふうに牛乳がダメだって決めつけるの?」
「誰がいいって言っていたの?」
「先生がね、牛乳は自分の骨を作ってくれるから毎日飲んだほうがいいんだよ、って言ってた。」
「カルシウムって習った?」
「うん、牛乳の中に沢山入っているから飲まないとだめなんでしょう?」
「牛乳にカルシウムが入っているから、牛乳を飲んだほうがいいって言ってたの?」
「そうだよ。」

やっぱりそうなのですね。予想通りです。

今の日本の食育の中でも、牛乳はカルシウムの王者、みたいに扱われている。その日は、まだ子供が理解できるかどうかもわからないのに、なぜ牛乳を家では飲まないのか、その理由を説明してみました。ところが子供はまったく聞く耳を持ってくれない。

「ママなんて、牛乳を目の敵(かたき)みたいに言って。ウソばっかり。」と、顔を赤くして反論してきます。

「だったら、本棚にある沢山の本を読んでごらん? なぜ牛乳がよくないか、という理由がよくわかるから。」と、子供には難しすぎる本だということは重々わかっているのに、ついそんな言葉が口に出てしまう始末です。

このように、子供と牛乳のことでとても気まずい思いをした日のことが、昨日のようにありありと浮かんできました。

牛乳の例は、この本のほんのごく一部にしかすぎません。本の中ではいかに正しい情報が捻じ曲げられていくのか、そしてその理由はなぜか、ということが書いてあり、とてもよくわかります。

なによりその多くの事実が、この本の著者T.コリン.キャンベルが実際に体験したことでもあり、正しいことをしようとした彼の友人達のたくさんの体験が元になっているのですから。

しかし、最終章である下巻では、いかに巧みに情報操作をされた世の中に私たちは住んでいるのか?ということだけを言っているのではありませんでした。(つづく

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2種類のロー春巻きと、アクセントとして
真ん中にイチゴ! ちょっと手間をかければ
1人ランチも楽しい〜。 器もチョコッと凝りました。

| Kurokoお勧めの本 | 18:44 | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
稼ぐ人はなぜ長財布を使うのか

石ともさんが先日、長財布のことについて自身のブログで色々と語っていらっしゃいました。

私も亀田潤一郎さんの、稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?、を読みましたので今日はちょこっとそのことについて書いてみたいと思います。

そもそも、著者の亀田さんは自身が税理士なので、多くの中小企業の社長とお付き合いする機会が多いのです。そういうった環境の中で生まれた彼独自の法則が、稼ぐ人は長財布を持っている、というフレーズに集約されているのだと思います。

本の中には、もちろんそれ以外にも色々な、お金を自分に引き寄せるためのアドバイスなどが書かれているのですが、あくまでも彼が言いたいことは、とにかくお金を持っている人やお金が入ってくる人に共通しているのは、お金を大切に扱う、ということなのだ、ということが読み取れます。

長財布はあくまでもひとつのモチーフであって、すべてではありません。二つ折りの財布を使用していたとしても、お金をきちんと扱っていればいいのです。

彼の言葉の中で、ひとつ、ああ、おもしろい表現をする人だな、と感じた箇所があります。その表現から、彼のお札に対する姿勢がよくわかりました。

彼は自分でももちろん長財布を使用していて、お金を大切に扱おうとしているのですが、それはなぜかというと、自分の元にやってきてくれたお札には、ぜひともゆっくりとくつろいでいってもらいたい、からなのです。おもしろい表現をする人だなあ。

お札にくつろいでもらう、か。

彼はお札を擬人化し、まるで人間のように扱っているのです。そういった彼のお札に対すいる感情は、この本の随所に現れます。

ああ、そうか、これなのだ、彼の本が支持されるのは。

自分のところに留まっていてくれる間は、とにかくリラックスして、くつろいでいってほしい。だから二つ折りの窮屈な財布の中ではなく、長財布のゆったりとしたスペースを提供したい、という考えです。

このような考え方をしていくと、どうやったらお札がくつろげるか、考えるようになります。そのためには余計なものを財布からなくし、広々とした部屋を提供したくなります。

ですから、その財布の中には、ごちゃごちゃしたレシートやら、不要なカードやら、お札以外のものは入ってほしくないのです。

彼が提唱しているのは、お札と小銭を分けること、財布の中にはレシート類やカードを入れないこと、です。どうして彼がそう言っているのかは、そういう理由からなのです。

このようにしていくと、さらにおもしろいことに、お金そのものに関心を持つことが大切なのではないか?という考えを学ぶことになります。

人にお金を渡す時には丁寧に渡すようになったり、財布の中にはシワのあるお札ではなく、ピン札が入っているほうがいいと思うようになったり、お金が出て行く時は、いってらっしゃい、入ってきた時は、お帰りなさい、という気持ちを持ってみたり。

とにかくお金そのものに関心を払い、そのお金が自分のところにいる間はくつろいでいってもらう、彼がこの本で言いたいのは、これにつきるのでは、と思います。

私は昔から長財布を使っています。1年間使用するとかなりヨレてしまうので、毎年春になるとお財布を買い変えます。

今年もそろそろその季節がやってきましたが、さて、亀田さんが言うようにお財布の値段×200倍がその人の将来の年収である、という数式に従って、高いお財布を買おうか、どうしようか、今かなり迷っております。

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ブロッコリ、赤ピーマン、ブロッコリの芽、
セロリ、赤ピーマンで和風マリネサラダにしてみました。
はちみつと醤油、しそ油を1:2:1の割合で混ぜて
30分置くと、深みのある美味しいマリネサラダになります。

| Kurokoお勧めの本 | 12:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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